クリスマスにおすすめの本

201612book1かみさまからのおくりもの
ひぐちみちこ作
こぐま社

 

 

あかちゃんがうまれるとき、
かみさまはひとりひとりのあかちゃんに
おくりものをくださいます。
そんな冒頭ではじまるこの絵本は、
かみさまがひとりひとりを愛し、
良いものをくださっていることを教えてくれます。
かみさまからの最高のプレゼントである
イエスさまを思い、私たちに神さまが
くださっているたくさんの恵みをありがとうと
思えるクリスマスにぴったりな絵本です!


201612book2うまやのクリスマス
マーガレット・ワイズ・ブラウン作
バーバラ・クーニー絵 まついるりこ訳
童話館出版

 

 

クリスマスのうまやの物語。
「ねどこも もたず まぶねの なかで
ちいさなねいきを たてるのは だれだろう」
それは、暗闇の中ひっそりとお生まれくださった
私たちの救い主、イエスさま。
クーニーの繊細な絵とブラウンの詩のような
文章とでイエスさまのお誕生を表現する絵本です。


201612book3賢者のおくりもの
オー・ヘンリー作 リスベート・ツヴェルガー絵
矢川澄子訳
富山房出版

 

 

 

大切な人のために私はどれほどのことが
できるのだろう。
私はどれほど大きなおくりものをいただいているのだろう。
貧しくも愛のあふれるまさに賢者というべき夫婦のクリスマス物語は、読み終えるとそんな気持ちにさせてくれます。
O.へンリーの有名な短編ですが、
物語が東方の博士をモチーフにしていると知ると
よりいっそう思いが深まります。
ご紹介の絵本はツヴェルガーの繊細な挿絵が
物語を美しく飾ります。
あなたの大切な方へクリスマスプレゼントにぜひ。


201612book4ライオンと一角獣とわたし
ジャネット・ウィンターソン作
リスベート・ツヴェルガー絵 池田香代子訳
BL出版

 

 

よく知っているキリスト降誕劇を
「ロバのわたし」の視点から描く不思議な
世界観のお話。
「はい、そのかたが世界の重荷を
引き受けられるなら、わたしに乗られるのが
もっともふさわしい」というロバの言葉が深く心に響きます。
ツヴェルガーの繊細なタッチの挿絵も素敵です。
絵本から離れてしまった大人も、ゆったりと静かに
クリスマスの夜を味わってはいかがでしょうか。

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